定番のビジネスシューズ
安定の2足目
前回、一足目のビジネスシューズとして冠婚葬祭でも履ける靴を選びました。今回は、2足目の靴を選ぶための考え方です。遊びや機能性を少し加味して3タイプの中から2足目を選びましょう。
かつて会社員として新人だった時、内羽式のストレートチップの黒靴だけを履いていました。ある日、みかねた上司が靴をもう1足買うように勧めてくれました。1足しか靴がないと、雨がふった時など泥だらけの靴を履き続けないといけませんし、保管メンテナンスの上でもデメリットが多いからです。さっそく、2足目として最適な靴を選び方を考えていきます。
2足目のビジネスシューズとして考えられるのは、次の3つです。この中からひとつを選べば間違いないでしょう。2足目ですから1足目の靴選びよりも条件が緩やかです。冠婚葬祭ほど厳格ではないですが、ビジネスシーンでも使えるだけのフォーマルさがあるタイプの靴になります。
1. 定番とされている靴
仕事用の定番といわれる靴はは、外羽根式のプレーントゥです。また、お葬式以外ならフォーマルでもかろうじて使えます。外羽根式とは羽根の部分が外側についているものです。
2. カジュアル傾向が強いもの
カジュアル傾向が強いのは、ウィングチップです。アッパーの部分にW型の模様が入っています。もともと労働靴から考案されたようで、活動的な場所にふさわしいでしょう。新人のうちは、装飾は控えめなものを選んだほうが無難です。
3. 靴紐がない靴
紐靴ではないもので、仕事用として使えるモンクストラップです。紐がストラップに変わるだけで大きく印象が変わります。特徴は、紐のかわりにストラップで足の甲を包むタイプで、紐靴に比べて脱ぎ履きが楽なことです。
>画像検索:モンクストラップ
以上が2足目におすすめしたい3タイプのビジネスシューズです。この中から選べば困ることはないでしょう。ただし、職場によっては過度な装飾は嫌われることがありますので、周りの先輩が何を履いているかチェックしてから買われることをおすすめします。
最初から高額な靴を買う必要はありませんが、そろそろ一人前かなとなったら、それなりの靴を買うことも忘れないでください。相手の靴を見て、どのような人物か推測するのは一般的におこなわれていることです。靴だけで、悪い印象を与えてしまっては損ですから、清潔に保つことも忘れないようにしたいですね。
フォーマルな靴と仕事用の靴が確保できたら、次はおオフ用の靴です。運動靴でもいいのですが、お仕事関係の人と外で会う場合も想定して、一足は恥ずかしくないものをもっておきたいですね。