オフにビジネスマンが履く靴
-3足目の靴を選ぼう-

オフに履く靴として、追加購入する形状を3つあげたいと思います 。

1足目の靴は冠婚葬祭用に大事に保管することになりました。仕事用に2足目も確保できました。そうなると、普段は仕事靴ではないものを履きたくなるのは自然な流れです。ところが、普段履きとなると選択範囲は非常に広くなります。そこで、オフに履く靴の選択基準3パターンを、ご紹介します。

選択基準3パターンを提案する前に、キーワードとして靴用語を学んでおきましょう。

  • スリッポン 英語ではslip-onといいます。紐を結ぶ必要がない靴のことです。
  • ローファー スリッポンの一種です。アメリカで男性用として発達したアメリカントラッドの定番アイテム。
  • スウェード 牛や羊の皮の裏側を起毛加工した生地のことです。

となります。このキーワードだけ頭に入れて店頭に向かうと靴選びがスムーズになります。 では、はじめて買うオフの靴おすすめ3パターンを見ていきましょう。

仕事用の予備になる茶色の靴

仕事用の予備としては、仕事用に買った2足目の靴と同じもので茶色の靴がベストチョイスです。2足目に選びたい靴は、外羽根式のプレーントゥ、ウィングチップ、モンクストラップでした。覚えていますか?

仕事用にもなるスリッポン

仕事用にもなるスリッポンは、タッセル・ローファーで決まりです。アッパーに房のついているローファーです。カジュアルで軽快な印象の靴ですが、職場によっては軽すぎる印象になりますので周りに履いている人がいるか確認しましょう。

用途が万能型なスウェードの靴

用途が万能型のものは、スウェードの靴です。仕事用として問題のないデザインのものも多くあります。スウェードの靴はカジュアルな服と合わせると上品な印象になりますから、一足は持っておきたいところです。革製品全般に言えることでが、履き終わったら軽くブラッシングする習慣も忘れないようにしたいです。


以上の3種類を知っているだけで、当分の間は普段靴選びに困ることはありません。年齢を重ねると、オフでもゆるいビジネススタイルのほうが、カジュアルすぎるスタイルよりも使い勝手がよくなります。オフ時間も大人の靴を履いて慣れていきましょう。

スウェードの生地がなぜ万能なのか、気になる方にはまた別の機会にご紹介いたします。