軽く友人の紹介をしておきましょう。新しいもの好きです。それでいて、パソコンはもちろん、あらゆる機械に弱いです。でも、いい奴です。
軽く私の紹介もしておきましょう。新しいものには手をださない人です。下調べをしてから物を買います。パソコンに詳しいと思われているようです。少しだけ腹黒いです。
パソコンの性能？
「パソコン選びにつきあって」と電話があってから2時間後ぐらいに、友人が家に到着しました。新車でした。嬉しそうにローンを組んで買ったことを話してくれます。「あんた、半年前に買った新車はどうしたんだ」と聞きたかったのは山々ですが、あまりにも嬉しそうだったので、つっこめません。私は雰囲気が読める大人です。
さっそく友人の新車に乗り込み、パソコン屋へ向かいます。道中、どんなパソコンを買おうかと話は盛り上がるのが自然な流れですね。「性能の良いパソコンが欲しいよな～」と友人。「どれぐらいの性能のパソコンが欲しい？」と、聞き込みを開始する私。さて、彼が話してくれた性能の良いパソコンとは・・。
「とりあえずメールとインターネットができるぐらい高性能なパソコンがいいかな。やっぱり有名メーカ物がいいよね？」
- 性能が良くなくてもメールは出来ます。
- 性能が良くなくてもインターネットも出来ます。
- 有名メーカー物でなくても、どちらも出来ます。
インターネット接続は、今や基本的なサービスですので、最近のパソコンであれば問題なく出来ます。というより、できないパソコンを探すほうが大変です。
信号待ちで「これなんか、いいと思うんだよね」と、彼がチラシを出して見せてくれました。そのチラシには、大きな文字で「インターネットに最適！高性能最新型」と書いてあります。なるほど、彼はこれを見て、そう思い込んでいたようです。
パソコン屋につくまでに、そのあたりを軽く説明すると「それって詐欺だよ～！」と大笑い。注意しましょう、チラシ広告には罠がいっぱいです。
そうこしてるうちに、パソコン屋に到着しました。郊外にある量販店だったので、かなり広いお店です。さて、ここからが本番。パソコン選びで避けては通れない、パソコンパーツをめぐって、友人と私のやりとりを見ていきましょう。
