高いパソコンは必要ない
あまりパソコンに詳しくない友人に、購入の相談をされた時は、まずこう言います。
「一番高いパソコンを買えばいいと思うよ」
笑えない冗談ですか?ある意味、真理です。それぐらい選び方は難しいということです。
このページを読むまでにパーツの話をしたのには理由があります。どのパーツも重要そうでしたね?できることなら、やはり最高のパーツが使ってある一番高いパソコンを買うのが良いようにも思えますが、ちょっとまってください。
どのパーツも重要なパーツではありますが、インターネットやメールをするくらいであれば、最新のパーツは必要ないとも書きました。これが重要です。店頭で勧められるがままに高いパソコンを買う必要はないわけです。
一つ古い型を選ぶ
パソコンの新機種が出るサイクルは、とても速くて2・3年もすれば時代遅れとなります。同じメーカーでも、年に何回かは新しい機種が発売されますので、1年もすれば古い機種となり値段もぐっと安くなります。ところが新品に何か新しい機能がつくかというと、そうそう機能は変わったりしません。中のパーツが、少しずつ新しくなっていく場合がほとんどなんです。
では、5年前のパソコンが良いかというと、これはちょっと古すぎです。1年ぐらいでは大きく変わりませんが、5年単位になるとパソコンの中核の規格自体が古くなりすぎて、新しい機材に対応できませんし、かなりの性能差がでてきますので勧められません。つまるところ、半年〜1年ぐらい前の機種を買うようにすると、コストパフォーマンス的によいということですね。
時期を選ぶ
パソコンの新機種が年に何回か発売されるのは書きましたが、時期はほぼ決まっています。他の電化製品でもそうですが、入学やボーナスが出る時期です。ここぞとばかりに、パソコン屋さんはキャンペーンをしてくれますので、これに乗っていきましょう。
間違っても、その直前の時期に買ったりしないように。わずか数週間後に同じパソコンの値段が下がるのはよくあることです。
買う場所は
初めてパソコンを買う人は、お店で買うべきです。もちろん、詳しい人が友人にいるなら、ついていってもらいましょう。お昼ぐらいは、ご馳走するのも忘れずに。
次にパソコンは2台目という人は、お店でもかまいませんが、オンラインショップで買ってみるのも手です。まったく同じパソコンであれば、ほとんどの場合はインターネット通販で買ったほうが安い傾向にあります。ただ金額的には安い買い物でもありませので、お店選びは慎重にいきたいところです。これまた、周りの友人でインターネット通販で買った人がいないか聞いみること。インターネット通販でも、安全で安いところと実はお店で買うのと変わらないところもあります。実際に買った友人に聞くのが一番です。
最後は勢い
どんな買い物も、最後は勢いです。勢いではありますけども、何度も言うように、何に使うのかだけは、はっきりさせておきましょう。高いか安いかだけで買うと、失敗することもあります。目的をはっきりさせて、最低限それが出来る機能を持ったパソコンを買うようにしましょう。