「HDDはデータを保存するとこだから、一番多いのがいいよね?」
これまた当然のことですが、多いほうが良いに決まっています。大は小を兼ねると言いますが、HDDにも当てはまります。ただし、ここではもう少し賢い選び方を考えてみます。

HDD

ハードディスクと読みます。これは重要です。パソコンで扱うデータは、全てこのパーツに保存されます。最初から入っているソフトも、後からインストールしたソフトも、お仕事のデータも全てです。○○Gbyteと容量が書いてありますので、大きいほどたくさんデータを保存できます。

大きいのは良いことだ。良いのですが、これまた一番大きな容量のHDDを選ぶ必要はありません。なぜか?もし、あなたがインターネットでメールしたり、仕事で文章を作成したりするぐらいであれば、そんなに多くは必要ありません。逆に、パソコンでビデオ編集したり、写真をたくさん保存する場合は大きな容量のHDDを選びます。

レッスン♪
  • 写真や映像を扱うなら大きな容量のHDDが必要
  • HDDが壊れると大切なデータは戻ってきません
  • HDDよりもDVD-Rのような他の記憶装置が大事です

ところで知ってますか?可能性はとても低いですが、HDDというのは壊れることがあります。たとえばCPUは壊れても問題ありません。お金さえだせば交換・修理ができますから。ところが、HDDが壊れると事情が違ってきます。HDDというパーツは交換できても、中に入っているデータは戻ってきません。あなたの大事なメールのデータも写真も何もかも消えてなくなります。綺麗さっぱり消えちゃうのです。そんな怖いことが起こるかもしれないので手馴れた人は、大事なデータをCD-RやDVD-Rに保存しておきます。

ですので予算が少ない場合は、HDDの容量が大きなパソコンを選ぶより、HDDの容量は少なくてもDVD-Rなどが付いているパソコンを選ぶようにします。これ、本当に大事。※DVD-RはDVDにデータを保存する装置のこと。

「そうか、じゃぁDVD-R付きのモデルがいいな」
「それは間違いないと思うよ。後からデジタルビデオのデータを保存もできるし、バックアップ用にも使えるから」 ※大切なデータが消えないように、他の場所へ保存しておくことをバックアップといいます。

もし、家や会社で複数のパソコンを使っていて、DVD-RやCD-Rが付いていない時は、外付けのDVD-Rや外付けハードディクス買っておけば、使いまわしもできて便利。

仕事用のデータをガッチリ保護したい

仕事で重要なデータを扱う場合、外付けのミラーリングハードディスクをお勧めします。ミラーリングとは、同じデータを同時に二つ以上のHDDに書き込み仕組みのこと。片方のHDDが壊れても、もう片方が生きていればデータが消えることはありません。

メリットは、普段から意識せずにデータのバックアップを行えること。デメリットは、個人にとっては高価なこと。100%データの消失を防げるわけではありませんが(火事や落雷で全滅するとか)、重要なデータを扱う人は購入して損はありません。

安心を買うシステムと考えるのがよいです>仕事用として

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