法人向けサーバーのチェックリスト

中規模の法人向けサーバーのチェックリストです。数万円からのサービスになりますので、基本的なサーバー性能だけではなく、次のようなことに気を配っておくと安心です。

規模が大きかったり、データの保持に確実性を求める場合は、契約書で明記することになると思いますので、担当者と要相談です。契約内容の相談すべてに難色を示す場合は、業務としてそこまで対応できない企業かもしれませんので、そのあたりは慎重に。

データのバックアップ

通常、企業内のデータサーバでは定期的なバックアップやデータのミラーリングによって、ハードディスクの破損に備えてありますが、その方法やカバー範囲は提供会社によって違います。

契約する前に、次のことを確認しておきます。

緊急時の対応

緊急時の対応はどうなるのか?頻繁ではないにしろ機材が故障することはあります。その場合、復旧第一で動いてもらえるのかを確認します。また実際にトラブルが起こった際は、機材の破損なのか、提供企業の外での問題なのかをまず把握しておきましょう。

データ保存用以外の機材の場合は、問題の特定→機材交換となりますので、比較的、簡単に復旧します。

提供会社以外、つまり外部インフラが原因の場合は、そのインフラの復旧を待つしかありません。社内でも説明が求められるでしょうから明確にしておきます。

対応時間・方法

緊急時の対応時間について確認しておきます。通常時でもメールでしか連絡がとれないサービスの場合、緊急時に待ちぼうけとなりかねませんので、電話対応が基本と考えてください。

機材の故障など緊急時には、頻繁に問い合わせなくてもいいように、進展があってもなくても数時間ごと連絡を入れてもらえるようにできればベストです。

とはいえ

ここに書いてあることは、中規模以上の契約に関してです。月々、数万円のサービスにそこまで求めるのは酷というものですので、どの程度まで対応してもらえるか確認するということで、お願いします。