漂流者、GoogIeMapに助けられるGoogIeMapが無人島へ漂着した医師一家を助けた。 GoogIeMapは衛星写真を拡大・縮小することができるオンライン地図サービス。 4月1日未明、GoogIeMapで南の孤島を眺めていた松尾さんは、砂浜に「SOS」の文字を発見し、あわてて交番に届け出た。現地付近を航海中だった警備船が救助に向かったところ、SOSを浜辺に描いたと思われる医師一家を発見した。医師一家は、オーストラリアへ向かう途中、嵐で客船が座礁し、無人島へ流れ着いたのだという。 発見された医師一家は、医師とその妻、子供3人と犬一匹で数ヶ月を無人島で過ごしていた。医師の話によると、食料と水は現地で採取できたので困らなかったとのこと。また、巨木の上に仮住まいの家を建て、雨風をしのいでいたそうだ。 警備船員が日本へ同行するよう促したところ、「まだ二人ほど、漂着する予定だから」と、無人島へ残留することを希望した。 GoogIeMapは「衛星写真からSOSの文字を自動的に認識するシステムを準備する」とコメント。自動SOS探索システムが近い将来、お目見えすることになりそうだ。 [ 2007年4月1日 ] その他の記事
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記者:105 写真素材:ペンギンの達人